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「プロメテウス」観てきた!



「プロメテウス」を観てきました。大好きな「エイリアン」や「ブレードランナー」のリドリー・スコット監督の最新作で「エイリアン」の前日譚となれば、否が応でも期待が高まります。

内容は、地球上のいたるところの古代遺跡に描かれた巨人の惑星に人類の起源を探るべく向かったプロメテウス号が遭遇する恐怖の物語。「エイリアン」でSFホラーというジャンルを確立してから33年、やはり同じSFホラーの土俵で勝負です。

ちなみにエイリアン・シリーズは
  • 「エイリアン」はご存知リドリー・スコット監督でSFホラー。
  • 「エイリアン2」は「タイタニック」「ターミネーター」「アバター」のジェイムズ・キャメロン監督でSFアクション。
  • 「エイリアン3」は「セブン」「ファイトクラブ」「ソーシャル・ネットワーク」「ドラゴン・タトゥーの女」のデヴィッド・フィンチャー監督でなんとも形容しがたい作品。
  • 「エイリアン4」は「デリカテッセン」「アメリ」のジャン=ピエール・ジュネ監督でSFダークファンタジー。
と4作全部別々のしかも名だたる監督の作品で、同じ設定を使いながら映画のテイストが全く異なるという異色のシリーズです。こんなシリーズ物他にないでしょ。

33年間の成果はあったのかというと、たしかに映像的には凄いです。でも初めて「エイリアン」を観た時の衝撃はないし、「あれ?これどこかで観たシーンだな」みたいな場面が多々。

さらにプロメテウス号の惑星探索の真の目的など、映画を見ているだけでは辻褄があわない部分が至るところに。「ダークナイト・ライジング」が辻褄があわないと酷評されているらしいけど、よっぽどこっちのほうがひどいです。

ただ、アンドロイドがホログラムのようなスターマップに囲まれてうっとりするところは、本当に素晴らしい映像。あんな映像装置があったら絶対欲しいです。

ま、ちょっと辛口になってしまいましたが、時間を忘れて楽しめる映画であることは間違いありません。リドリー・スコット監督ということと映画館で観た予告編がカッコよすぎたのとで期待値が高すぎたということですね。

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン (FOXDP) 2012-07-18
¥ 4,354
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やっぱりよかった「ダークナイト ライジング」

「ダークナイト・ライジング」すごく良かったです。「ダークナイト」ほどの凄みなかったけれど、いろいろ希望の持てる続編でした。

なんといっても今回の見所はアン・ハサウェイだと思いますね。これまで執事のマイケル・ケインとウェイン産業社長のモーガン・フリーマンしか理解者がいなかったバットマンですが、この二人は仲間と言うよりは部下ですよね。

アン・ハサウェイ演じるセリーナ・カイルは、バットマンと同様に表と裏の顔を持ち、バットマン=ブルース・ウェインをちゃんと受け入れるという役どころ。その辺りが、あまりにも孤独で過酷なバットマンというの存在への救いになって嬉しかったです。「ダークナイト」で死んでしまった幼馴染のあまり可愛くもないヒロインがバットマン=ブルース・ウェインを全否定していたのとは大違いです。

アン・ハサウェイは可愛い上にすごくアクションがカッコよくて役(キャットウーマンなのかな?)にはまってましたね。これまであまりいい印象じゃなかったんですが、ファンになりました。
映画『ダークナイト ライジング』公式サイト

バットマンのもう一人の理解者になる巡査役のジョセフ・ゴードン=レヴィットもなかなかよかったです。「500日のサマー」の時はあまりにも情けない役だったけど、今回は心なしか顔つきも男らしくなったよう。最後の場面が「なるほど!」となります。
映画『ダークナイト ライジング』公式サイト

しかし、この映画の僕の一番のお気に入りは、「ダークナイト」から登場している「バットポッド」(バットマンが乗っているバイク)です。今回も登場しているんですが、進化していてめちゃくちゃかっこいい!カーブを直角に曲がる時のギミックが最高!堪らないです。欲しい!
映画『ダークナイト ライジング』公式サイト
アン・ハサウェイがバットポットに乗っているところ。最強の組み合わせ!

『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』

『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』を観た。すごくよかった。

とにかくトム・ハンクス演じる父親が最高。知能的には早熟だけど他人との関わり方が下手なアスペルガー障害の疑いのある主人公の少年オスカーのために、実地調査をしたり他人にインタビューしたりするような「調査探検ゲーム」という遊びを考えだす。一緒に楽しみながら不得意な部分を補いつつ得意な部分を伸ばしてやろうとする息子との接し方が最高に素敵だ。

当然、オスカーは父親のことが何よりも大好きだ。しかし、9.11でその最愛の父親を失ってしまい大きな喪失感を抱える。その喪失感を埋めるためにオスカーは父親の残した1本の鍵の謎を解明しようとする。

オスカーはニューヨーク中のアビーさんを計画を立ててシステマティックに訪ねて回る。その過程でオスカーはいろんな人がいるることを知る。優しい人、変な人、同じ9.11で受けた悲しみの中にいる人。そうしてオスカーは次第に変わっていく。

この映画は、最愛の人を失った喪失感から立ち直るオスカーの再生の物語であり成長の物語だ。

監督はスティーブン・ダルドリー。初監督作品の『リトル・ダンサー』もすごくいい映画だった。主人公の母親役にはサンドラ・ブロック。もともとあんまり好きな女優さんじゃなかったけど『しあわせの隠れ場所』とこの作品と連続していい役・いい演技でかなり見る目が変わった。

原作はジョナサン・サフラン・フォア の同名小説。
ジョナサン・サフラン・フォア
NHK出版 2011-07-26
¥ 2,415

Wikipediaによると
また本作では「ヴィジュアル・ライティング」と言われる紙面上の工夫が施されており、物語の内容に沿って多数の写真や図版が組み込まれているほか、言葉を失った祖父の手記を活字で再現するために一行しかないページを挿入したり、誤植をチェックしたことを示す印を作品の本文でそのまま再現するなどの視覚的な実験が試みられている。
とのこと。これはぜひとも原作も読んでみたくなりますね。

奥浩哉の「GANTZなSF映画論」最高!

親友に勧められた奥浩哉の『GANTZなSF映画論』を読んだ。なんだこれ・・・最高!
「これオレが書いた本ちゃうん?」
っていうのが一読しての感想。

出てくる映画がどれもこれも僕好みのものばかり。特に『遊星からの物体X』とか『バタフライ・エフェクト』『きみがぼくを見つけた日』『キングコング』『A.I.』『第9地区』とか一般的にはそんなに評価の高くないSF映画の好みがびしっと合っててビックリ。

当然、SF映画の定番の『ブレードランナー』や『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『マトリクス』もちゃんとある。新しめの映画では『猿の惑星:創世記』や『リアル・スティール』を高評価しているのもこれまた一致。『スプライス』や『ミミック』『ザ・セル』みたいな殆ど話題にならなかった映画について語ってるのもまた嬉しい。

このブログではこれまで
『<映画の見方>がわかる本』は映画好きのための「一粒で二度おいしい」解説本
ホラー映画が観たくなっちゃう荒木飛呂彦さんの『奇妙なホラー映画論』
という町山智浩さんと荒木飛呂彦さんの映画についての本を紹介している。

町山さんの本も好きな映画ばかり取り上げていて嬉しかったが、町山さんの本はただ映画を面白がるだけじゃなく、その作品の背景となった時代や下敷きになった映画や小説からその映画を読みといてくれるので、すごく勉強になる。

それに比べこの本は、飲み屋で好きな映画について趣味の合う友達ととめどなく語っているイメージ。すごく楽しくてずっとこの時間が続いてほしいという感じ。

荒木さんの本はホラー映画に対しての愛が溢れている。僕は自分のことホラー映画好きだと思ってたけど、この本を読んでまだまだ自分は甘いなと思った。っていうか実はホラー映画そんなに好きじゃなかったことに気付かされましたw

で、奥浩哉さんの本にはSF映画に対しての愛に溢れている。そしてそこに登場する殆どの映画を僕は観ていてその解説に一々膝を打つ自分ってやっぱりSF映画好きなんだな。

最初に戻るけど、これは僕が書きたかった本だ。こんな本書けたらいいなぁ。まあSF映画好きの人は是非読んでください。超楽しめますから。

そしてこの本が面白かった人は連絡ください。SF映画についてとめどなく話しましょう。

『恋はデジャ・ブ』

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(2011/01/26)
ビル・マーレー、アンディ・マクドウェル 他

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『恋はデジャ・ブ』はビル・マーレイ主演のタイム・トラベルものラブ・コメディ。タイム・トラベルものといっても未来に行ったり過去に行ったりするのではなく、ある日を永遠に繰り返すというパターン。

天気レポーターの主人公(ビル・マーレイ)がロケ先で同じ一日を毎日繰り返していることに気がつく。最初は自分の欲望のためにそれを利用するんだけど、同じ日を繰り返すうちに絶望に苛まれて自殺する。それでもやはり繰り返される毎日。そうしているうちに主人公は徐々に他人のために尽くすことに価値を見いだすようになっていく。というストーリー。

ただのラブコメかと思いきや結構深いものがあります。またビル・マーレイが最初は鼻持ちならない利己主義者でそれが人相にも現れてるんだけど、途中からどんどん人相良くなっていくんですよね。映画好きの知人二人が勧めてくれただけのことはあるいい映画でした。

ある日を永遠に繰り返すので思い出すのは、まずケン・グリムウッドの『リプレイ』。こちらタイム・トラベルSF小説の傑作。この小説では一日ではなく人生を何度も何度も繰り返す。繰り返してゆくうちに本当の幸せとは何かを追求するという点ではこの映画と同じテーマを扱った作品。日本のSF小説では北村薫の『ターン』がある。ただし北村薫のタイム・トラベル3部作(僕が勝手に呼んでるだけですが)『スキップ』『ターン』『リセット』の中では一番できは良くないと思う。(一番良いのは『リセット』。泣けます)


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アニメでは『涼宮ハルヒの憂鬱』の「エンドレスエイト」かな。実際の放送もほぼ同じ内容を8週間も持続け、アニメの中では永遠に近い回数の夏休みを繰り返したというもの。アニメとしての革新性はあったかもしれないが、このエンドレスな夏休みを自覚しているのがヒューマノイド・インタフェイスである長門 有希ってところが 作品に深みを与え損なっているかも。

アメリカ映画で同じようなニュアンスを持つものではジェイムズ・ベルーシ主演の『MR.デスティニー』とニコラス・ケイジ主演の『天使のくれた時間』。どちらももう一度人生をやり直したら?というファンタジー。こちらもなかなか好作品です。

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プロフィール

kaz

Author:kaz
本がとにかく好き。あとはテニス、映画、音楽、デジタル・ガジェットも。iPadラブ。

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