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絶対ブレない「軸」のつくり方

絶対ブレない「軸」のつくり方絶対ブレない「軸」のつくり方
(2010/12/10)
南 壮一郎

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『絶対ブレない「軸」のつくり方』は楽天イーグルスの創業メンバーの南壮一郎さんの本。南壮一郎さんは最初は投資銀行に就職したけれど、夢を追い求めてスポーツ・ビジネスの世界に飛び込み、苦労の末に楽天イーグルスの創業メンバーになったという経歴を持つ人。

第1章は楽天イーグルスの創業メンバーになるまでに至った経緯、第2章以降は自分の経験をもとに導き出された教訓が書かれている。

南さんの教訓はまずブレない「軸」を作ること。そのために

会社を辞めて新しいキャリアを歩むべきかどうかを悩んでいた時期に書き出したのが、自分の「やりたいことリスト」だ。頭に浮かんだことをすべて書き出してみたら、「これをやりたい」というものが1000個にも上った。

さらに

自分のやりたいことリストを眺めていると、いくつかの共通点を見つけられるようになるはずだ。それこそが、自分のなかに存在する揺るぎない「軸」である。

「やりたい!」を中心に据えることで、揺るぎない「軸」ができる。

としている。やりたいことを書き出せってのはよくあるけど、共通項を抽出して「軸」を作るっていうのはあまり聞いたことがない面白い方法。案外、自分の「軸」って自分で分かってないものかもしれない。

そうやって「軸」を作った上で成功の確度を高めるために

何か新しいことを始めるには、「徹底的な情報収集」をするのが何よりも成功への近道である、(中略)調べると言っても、ただインターネットで調べたり、本を読んだりして情報を得るだけではなく、実際の当事者や関係者に話をとことん聞くことが、結局は一番重要だ。

多くの人は、同じ業界の人に会いにいこうと言われると、二の足を踏んでしまうようだが、同じ業界の人にはどんどん会いにいったほうがいい。事業に絡む方々だからこそ知っている情報、事業のポイントや彼らのニーズを聞き出す。「情報交換しませんか」「新しい事業の相談に乗ってくれませんか」と連絡を取ると、意外なほど快い返事が返ってくる。

情報収集をひたすら続け、行動して壁につき当たれば、また解決策を調べて、考えて、進んで、また壁に当たる。しかし、このサイクルを繰り返すことで、絶対に目的地に辿り着くことができる。

としている。同じ業界の人に聞けっていうのが面白い。たしかにためらってしまいがち。

また、スタートに際しては

小さなステップを踏むことは、本当に大切だ。(中略)小さな一歩をスタートさせると、新しい情報がどんどん入ってくるため、自分に必要なものが突然たくさん見え始める。

いきなり大きくジャンプするのではなく、小さなステップから進んでいく道はないか考えてみよう。スポーツでも、いきなり大技から取り組むのではなく、基礎の特訓をしてから徐々に難度を上げていく。それは、何事も基礎訓練なしではできるようにならないからだ。

多くの人は、小さな成功ではなく、大きなホームランをばかりを夢見てしまう。そうして自分でハードルをどんどん上げてしまうのだ。だからこそ、まずは「70点」を目指してファーストステップを踏み出してみよう。

この辺りは以前ブログで紹介した藤原和博さんの「さびない生き方」「修正主義」とも合い通じるところがある。とりあえず、まず動くってことが重要なんだな。

読んでいてインパクトがあったのは、南さんが金融界からスポーツ・ビジネス界に身を投じようとして知人に仕事を紹介して欲しいといった時の知人の言葉の

「やりたいなら自分でドアをこじ開けろ!」

そして彼がこの言葉から学んだのは

自分で最初のアクションを起こす前に人に頼ってはいけない

ということ。自分でもがいて苦しみ抜いて、やっと人に頼る資格があるんだよね。うん、そう思う。

もう一つは

チャンスというのは、上を向いて歩いていれば、絶対に見つかるものだと思う。(中略)上を向いて歩いているのは、残りの1割の人だけ。(中略)上を向いて歩いているひとのなかの、さらに残りの1割の人だけが、ただ見ているだけではなく、降ってくるチャンスに向かって手を伸ばしている。

これは先日参加したティナ・シーリグさんの講演会でも同じようなことを聞いた。意識の持ち方が大切なんですね。


全体的に実際に自分でリスクを取ってチャレンジした人の話なので、とても納得できる部分が多かった。「このままでいいのか」と現状に満足できていない人は、読んでみると一歩踏み出す勇気がもらえそうな一冊だと思う。


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