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『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』

『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』を観た。すごくよかった。

とにかくトム・ハンクス演じる父親が最高。知能的には早熟だけど他人との関わり方が下手なアスペルガー障害の疑いのある主人公の少年オスカーのために、実地調査をしたり他人にインタビューしたりするような「調査探検ゲーム」という遊びを考えだす。一緒に楽しみながら不得意な部分を補いつつ得意な部分を伸ばしてやろうとする息子との接し方が最高に素敵だ。

当然、オスカーは父親のことが何よりも大好きだ。しかし、9.11でその最愛の父親を失ってしまい大きな喪失感を抱える。その喪失感を埋めるためにオスカーは父親の残した1本の鍵の謎を解明しようとする。

オスカーはニューヨーク中のアビーさんを計画を立ててシステマティックに訪ねて回る。その過程でオスカーはいろんな人がいるることを知る。優しい人、変な人、同じ9.11で受けた悲しみの中にいる人。そうしてオスカーは次第に変わっていく。

この映画は、最愛の人を失った喪失感から立ち直るオスカーの再生の物語であり成長の物語だ。

監督はスティーブン・ダルドリー。初監督作品の『リトル・ダンサー』もすごくいい映画だった。主人公の母親役にはサンドラ・ブロック。もともとあんまり好きな女優さんじゃなかったけど『しあわせの隠れ場所』とこの作品と連続していい役・いい演技でかなり見る目が変わった。

原作はジョナサン・サフラン・フォア の同名小説。
ジョナサン・サフラン・フォア
NHK出版 2011-07-26
¥ 2,415

Wikipediaによると
また本作では「ヴィジュアル・ライティング」と言われる紙面上の工夫が施されており、物語の内容に沿って多数の写真や図版が組み込まれているほか、言葉を失った祖父の手記を活字で再現するために一行しかないページを挿入したり、誤植をチェックしたことを示す印を作品の本文でそのまま再現するなどの視覚的な実験が試みられている。
とのこと。これはぜひとも原作も読んでみたくなりますね。

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