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第1感:「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい

第1感  「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい (翻訳)第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい (翻訳)
(2006/02/23)
M・グラッドウェル

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『第1感:「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい』はマルコム・グラッドウェルの第2作。処女作の『急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則』と第3作の『天才!』が大変面白かったので、かなり期待度は高かった。

しょっぱながギリシャ彫刻の真贋の鑑定の話で、14ヶ月もかかって行った分析よりも専門家たちの直感の方が正しかったというエピソード。「お、この本も当たりかっ!」と思わせるのだが、その後は、普通の人にとって「第1感」≒直感は、当たる時もあるし当たらない時もある、というどっちつかずの論調になっていってちょっとがっかり。

ただ、このがっかり感は日本語版のサブタイトル「最初の2秒のなんとなくが正しい」のせい。英語のタイトルは「blink : The Power of Thinking Without Thinking」でもっとニュートラルな感じ。

この本では「第1感」≒直感についてどういう時に当たるのか、当たらない時はどういう場合なのか、そういう場合どうすれば当たるようになるのかを実例を挙げながら説明する。

興味深かったのは

経験を重ねれば、瞬時の判断と第一印象の裏にあるものを解釈し、意味を読み取れるように行動し自分を訓練できるようになる。

その見事な実例は表情で見分けれる心理学者のトムキンス博士。2つの未開部族の顔写真を見ただけで、どちらが友好的でどちらが凶暴化を見分け、さらに凶暴な部族については同性愛の傾向があることまで言い当てた。凄いね。まるでレクター博士やリンカーン・ライムのようだ。ミステリー小説の主人公にしても面白そう。

マルコム・グラッドウェルの本は、科学者(主に心理学者)が実証研究した我々の常識に反するような社会的現象や人間の行動を沢山の事例を用いながら噛み砕いて教えてくれるので、どれも非常に興味深い。この本についても同様に非常に納得できる内容で興味深くはあったものの、他の2冊より内容に意外感が少ないのが玉に瑕といった印象だった。

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