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「リアルフリーのビジネス戦略」

この本を書いたのは「脱毛サロン ミュゼプラチナム」の創業者の高橋仁さん。この分野はあまり知らなかったけど、この本によるとワキの脱毛の価格破壊をしたのだとか。サイトを見たらトリンドル玲奈のCMがあってそれなら見たことあると気が付いた。

デジタルな市場を中心に書かれているクリス・アンダーソンの「フリー ~ 〈無料〉からお金を生みだす新戦略」を引き合いに出しながら、それをリアルな世界で実践し成長を遂げたミュゼプラチナムの数々のビジネス戦略上の工夫がこの本には書かれている。

最も重要に思える戦略は、古い体質の会社が支配する業界をターゲットに選び、コスト削減を実現した上で圧倒的に安いワキの脱毛で口コミによる広告効果を得たことだ。EvernoteやSkypeのような「フリーミアム」モデルを採ったのである。

フリーミアム(Freemium)とは、基本的なサービスや製品を無料で提供し、さらに高度な機能や特別な機能について料金を課金する仕組みのビジネスモデルである。(Wikipediaより)

エステ業界を選んだ理由だったり口コミを活用するための出店戦略だったりについても、よく考えられていて納得できた。

人は本能に訴えられたとき、そのサービスをもっともっと受けたい、何度も手に入れたいと感じるようになる。一度きりでは終わることのない人間の欲望を利用することが、リアルフリーで成功するためには必須だ。
「手ごろな規模の地方都市を制覇→ 隣接市・県に進出して、さらに広い範囲でのドミナント戦略を実施」という流れが、 出店戦略の基本だ。

社員のモチベーション管理についても

歩合による「お金」だけが、従業員のモチベーションアップに役立つわけではない。いや、過剰なインセンティブは、長期的には従業員を疲弊させ、スタッフ同士の関係を崩壊させる危険がある。それより、従業員が働きやすい環境を精一杯準備する方が、モチベーション向上に役立つのだ。
と、とても納得させられる。

今後はGoogleやYahooのように全て無料にして広告などの他の部分で収益を得る「三者間市場」モデルに移行しようとしているとのこと。

Free(無料)から利益を生み出すビジネスモデルの一つ。サービスを利用するユーザーが直接費用を負担するのではなく、第三者が代わって費用を負担するモデル。広告モデルや、集客代行モデルなどが該当する。(GLOBIS.JP MBA経営辞書より)

具体的には全てのサービスを無料にしてコミュニティを形成し、その情報で収益化するという計画らしい。実現はかなり難しそうな気がするが、今後のミュゼプラチナムの動きはウォッチしておきたいと思った。

クリス・アンダーソン
日本放送出版協会 2009-11-21
¥ 1,890

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本がとにかく好き。あとはテニス、映画、音楽、デジタル・ガジェットも。iPadラブ。

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