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ビジネスに役立つ「商売の日本史」講義

ビジネスに役立つ「商売の日本史」講義 (PHPビジネス新書)ビジネスに役立つ「商売の日本史」講義 (PHPビジネス新書)
(2010/12/18)
藤野 英人

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『ビジネスに役立つ「商売の日本史」講義』はレオス・キャピタルワークスの創業者であり「ひふみ投信」のファンドマネージャーでもある藤野英人さんの本。

先日ブログで書いた松岡正剛さんの「17歳のための世界と日本の見方」は文化や宗教という切り口で歴史を俯瞰したものだったが、この本で藤野さんは経済という切り口で日本史を俯瞰している。

第1章が古代から鎌倉時代、第2章が室町時代から江戸時代、第3章が江戸時代から明治、第4章が明治から昭和、第5章がまとめとなっている。

強く印象に残ったのは、

「社会と関わり、それを良い方向に変えるために商売をする。利益はそうした商売をサスティナブル(持続可能)にする」。江戸時代に生まれた商業倫理は、このように要約できるでしょう。これは現代に通じる素晴らしい考え方です。

という主張。

さらに、遣唐使や世界最初のデリバティブ取引所や倭寇などを具体例として

例えば「農耕民族でコツコツ型が多い」とか、「物静かで従順」などと、日本人は自己イメージを持っています。そんな特徴は最近にできたことでした。日本人は、実は冒険心に富んでいます。

だから

「世界に目を向ければチャンスがある」。この事実をより多くの人が認識すれば、「ヤマヒコ」に振れている日本が再び「ウミヒコ」にうごくと、私は予想しています。

という主張が加わる。

このような、「江戸時代から受け継がれた商業倫理を持ちつつ、日本人が本来の冒険心を発揮して世界にチャレンジすれば、日本の新しい活路が生まれる」という藤野さんの日本人に対するポジティブな見方が、この本から僕が受け取った一番印象深いメッセージ。元気をなくしている日本経済への藤野さんの熱い思いが語られている本だと感じた。

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