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『ジャズ・カントリー』は青春小説の傑作

ジャズ・カントリー (文学のおくりもの ベスト版)ジャズ・カントリー (文学のおくりもの ベスト版)
(1997/11/01)
ナット・ヘントフ、木島 始 他

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『ジャズ・カントリー』は僕が最も好きな青春小説。最高の青春小説であり音楽小説だと思う。書いたのはジャズ評論家のナット・ヘントフ。

ストーリーは、裕福な白人家庭に育ったジャズに首ったけの16歳の少年が黒人ジャズ世界に受け入れられようともがき苦しんだり、大学進学かミュージシャンになるかで悩んだりするなかで、成長してゆくというもの。

そもそも青春小説というジャンルの小説には素晴らしい小説が多い。夏目漱石の『こころ』とか『三四郎』、サリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて』、村上春樹の『ノルウェーの森』なんかが代表的な作品かな。どれも大好きな作品ばかり。

青春小説って、自分が何者なのか、これからどう生きるべきなのかについて真摯に向き合って悩む主人公を描くことが多いと思うけど、 その問題意識ってすごく本質的で大事なものなんじゃないかと思う。大人になるとそういう問題がなくなったわけでもないのに、慣れてしまってうやむやにしてしまっているだけのような気がする。

なかでも『ジャズ・カントリー』は主人公が知り合いになってゆくジャズ界の人々やジャズという音楽のことも魅力的に描かれていて、何度読んでも飽きない。

このブログ記事の上にあるAmazonの情報は現在出版されている1890円の本で妙に高価な値付けがされて買いにくいけど、絶版になった講談社文庫版がAmazonのマーケットプレイスで安く取り扱いされているので、ぜひそちらで入手して読んでみてください。お勧めです。→ジャズ・カントリー (講談社文庫 へ 2-1)

そういえば、銀座に「ジャズ・カントリー」というジャズバーがあった。ママさんに聞いたら、名前の由来はこの小説だって言ってた。あのバーはまだあるんだろうか。

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