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新ソーシャルメディア完全読本

新ソーシャルメディア完全読本 フェイスブック、グルーポン・・・これからの向きあい方 (アスキー新書)新ソーシャルメディア完全読本 フェイスブック、グルーポン・・・これからの向きあい方 (アスキー新書)
(2011/01/08)
斉藤徹

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『新ソーシャルメディア完全読本』はソーシャルメディアの全体像やソーシャルメディアがビジネスに与える影響を知るのに最適の1冊。ソーシャルメディアを利用してマーケティングやブランディングを行っている企業の実例が豊富に挙げられている。書いたのはブログやTwitterでのソーシャルメディア関係の情報の発信でお馴染みのループス・コミュニケーションズ代表の斉藤徹さん。

まずFacebookの凄さについて、実名でのSNSのメリットとして

終身雇用が崩壊しつつある日本において、人脈ネットワークは従来以上に貴重なものとなることは間違いなく、この分野においてフェイズブックは国内唯一の存在となる可能性が高いといえます。

としている。最近、米国でビジネス人脈開拓の分野に広く活用されているLinkedInの日本語化のニュースが伝えられたので、この分野でどちらが主導権を握るかは興味深い。

ソーシャルメディアを利用したソーシャルコマースについては

インターネットの登場により情報量は爆発的に増えており、選択可能な情報のうち、わずか4%(2005年時点)の情報しか人は処理できなくなっています。その処理可能な4%の情報の質と価値を高めることが生活者の望みであり、ソーシャルコマースは、そのような現代人の潜在的な望み(インサイト)を直撃するものなのです。

検索エンジンをはじめとした、従来型の機械的なおすすめ(リコメンド)情報よりも「人を媒介した信用できる情報」にこそ価値がある時代になったのです。

と、実際に我々が目の当たりにしている変化を的確に表現している。

また、ソーシャルメディアを利用したマーケティングについては

ソーシャルメディアをプラットフォームとする新しいマーケティングでは、企業が一方的に製品を作り、一方的に宣伝して売ることはしません。企業が生活者からポジティブな協力を得て、そのパワーをビジネスに活用することができなければ、ソーシャルメディア時代を生き残れないのです。

この例としてはザッポスが挙げられている

トニー・シェイ氏がツイッターに注目したのは「顧客とのパーソナルかつエモーショナルなつながりを築く貴重なツール」としての可能性です。さらに、自社価値をブログのほか、フェイスブック、マイスペースでのファンサイト構築、さらにユーチューブにも動画を投稿し、ありのままのザッポスを伝える工夫がされています。


生活者に共感される会社になるための課題として挙げられた中で面白かったのはアドボカシーという考え方で

自社価値を見直す際に注目したいコンセプトがアドボカシー(顧客支援)という考え方です。これは、一時的に会社の利益に反してでも長期的な信頼を得ようとするもので、今までは高級ホテル、リッツ・カールトンや高級デパートのノードストロームなど、こう付加価値企業にのみ許された経営コンセプトでした。
しかし、ソーシャルメディアにより感動が伝播される仕組みができた事で、その広告効果、ブランディング効果は以前と比較にならないほど強力になりました。そのため一般企業、特に高関与商品(よく考えて購入を決める商品)やサービスを扱う企業に取って有効な手法となったのです。


顧客サポートについては、

クレームの問い合わせを待つのではなく、自ら困っている人をツイッター上で探して、企業サイドから支援を申し出るサービスが注目されています。能動的に顧客をサポートすることから「アクティブサポート」とも称されるこのサービス、海外では航空業界などのジレがありますが、国内ではソフトバンクモバイルが第1号でしょう。

というソフトバンクの例を挙げ

今まで、情報の非対称性(消費者より企業が多くの情報をもっていた前インターネット時代の情報格差)によって守られていた企業サイドが、その習慣のままネットユーザーと接することで炎上するケースは少なくありません。

とまとめている。

最近話題になっているグルーポンの解説にも1章さかれている。顧客とのコミュニケーション重視の企業姿勢の特徴をあげ

そういう意味でも、グルーポンは、本能的にソーシャルメディアに共感される術を知っている、いや、企業の遺伝子として新しい時代での生活者のからの愛され方をしっている、まさにソーシャルメディア時代の申し子といえるでしょう。

まさに「おせち問題」でいち早く米グルーポン社CEOが謝罪して素早く丁寧な対応を見せたのは記憶に新しい。

興味深かったのはNPOとソーシャルメディアの親和性

海外ではNPOがソーシャルメディアを積極的に使い始めています。ソーシャルメディアと社会貢献は、たくさんの人々とのつながりを大切にするという点で、もともと相性が良く、高いバイラル効果が期待できる分野の1つです。

非常に納得です。

強く印象に残ったのは

『明日の広告』(アスキー新書)の著者、佐藤尚之氏は自身のブログで「100万人にではなく100人に伝える」という記事を書いていますが、このタイトルはまさにソーシャルメディアの本質をついているといえるでしょう。

という言葉。これは佐藤尚之さんのブログ(www.さとなお.com)の11月10日のエントリーで、僕も読んだ時非常に納得したし、TwitterでもかなりRTされたと思う。内容は「共感」でつながっているソーシャルメディアが浸透した後のマーケティングについての考察で、読んでなければ是非読んで見て欲しい。ほんとうに面白い時代になりつつあるんだと思う。

関連記事
・ザッポス伝説
http://kaz1116.blog84.fc2.com/blog-entry-33.html

・「ネットで成功しているのは<やめない人たち>である」と「マキコミの技術」
http://kaz1116.blog84.fc2.com/blog-entry-27.html

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