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佐々木俊尚さんのセミナーのメモ

1月18日にサイゾー編集部主催の佐々木俊尚さんのセミナーが開催された。テーマは「情報リテラシー上級者のニュースの読み方」。

セミナーの前半は佐々木さんが実践している情報収集の方法について。後半は執筆中のテーマでもある「キュレーション」について。
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【情報収集について】
情報収集のツールはGoogleリーダー、Twitter、Tumblrの3つ。

Googleリーダーは見出しベースで毎日600フィード強チェックしていて、本文を見るのは2?300フィード。新聞記事のフィルタリングについては、新聞社のサイトではなく「二chニュース速報プラスナビ」というサイトがRSSフィードしてくれるのでそれを使っている。

TwitterはSeesmicWebを使っている。見ている情報は、①自分にmentionとreply。これはセルフブランディングが重要だから。②友人、知人、Web、メディア関係のリスト。③トレンド(Seesmicの機能にある)。他に、2万数千人フォローしているので、それを流し読みすることも。アーリーアダプターのツイートは面白いものが多い。

Twitterが社会の情報インフラになるのであればという仮説のもとに、一時はフォローされる人に全てフォローを返していたが、途中で諦めた。

Tumblrは39人フォローしている。Tumblrのトップ画面に表示される人気上位の人をとりあえずフォローして、内容を見てからフォローを外していって残ったのがこの39人。自分ではアクセスしないような情報が流れてくるのでセレンディピティとなる。

RSSフィードを読むためのツールは、MacではReeder。Googleリーダーとほぼ同じ画面だが、見やすく処理しやすい。iPhoneではByline、一旦読み込めば電波が届かなくても記事を読めるのがいい。

英語の記事については、Webの世界は英語の情報が重要なので読む。コツはとにかく読むこと。読みたい記事はInstapaperに保存してiPhoneで読んでいる。マルチタスクを使ってInstapaperと「ウィズダム英和辞典」を行き来して読んでいる。

ブックマークレットを駆使している。使っているブックマークレットは以下の4つ
・Googleリーダー
・Share on Twitter
・Read Later(Instapaperに保存)
・Watch Later(YouTubeの画像をBoxeeに保存、あとからAppleTVでみれる)

RSSの見出しが1000あれば、本文を読むのは30?40、重要なものはdeliciousにブックマークする。ここで大事なのはTAGをつけておくこと。同じ分野の記事を溜めてTAGで抽出して執筆などに使う。新聞記事などはパーマリンクがなく一定期間経ったら消えてしまうので、evernoteに保存する。紙の書類のスキャンしたものもevernoteに保存している。自分が執筆したものもスキャンしてevernote。

最近は溜めた情報を人とシェアすることに意味があると思い始めたので、deliciousにブックマークすると同時にTwitterに流している(=キュレーション)。

情報は直接、収集するのは大変なので、アグリゲーションから収集する
  日本のアグリゲーションサイト
・はてなブックマーク
・Livedoor Clip
・Newsing (ここまでの3つが3大ブックマークサイト)
・BLOGOS
・ガジェット通信
・2NN(ニュー速)
・NikkeiBPnet
・Yahoo!トピックス
・Togetter
  英語のアグリゲーションサイト
・TechMeme
・Mediagazer
・Mashable
・Alley Insider
・InfoWorld
・TechCrunch(日本語化されているのは英語版の5分の1程度)
・Huffington Post

情報収集の流れとしては
①アグリゲーション閲覧
②面白い記事を発見
③キュレーション+ブックマーク
④サイトの他の記事も斜め読み
⑤他の記事も面白ければそのサイトをGoogleリーダーに登録

短い時間にいかに効率よく情報収集するか。そのためには、デッドタイムを排除して、ひたすら見出しをチェックする。

どういう記事を読むべきかで大切なのは
①分野を定めること→専門性を高めることはこれからは重要になる
②フレームを設定すること→大きな流れを予想する
③仮説を立ててみること→仮説を裏付ける記事・アンチの記事で確認

インターネットの情報だけではものは考えられない。フローの情報だけだと、その情報の持つ意味がわからない。ストックされた情報(=本)が持つ世界観・歴史観が必要。


【キュレーションについて】
膨大なノイズをいかにフィルタリングするかが、インターネットが本格的に始まってからの15年の最大のテーマ。

情報のフィルタリング・エンジンは以下のように変遷している
①人間の編集者が視点のポータル→Yahoo
②キーワードが視点の検索エンジン→Google
③行動履歴が視点のライフログ→アマゾンのリコメンデーション
④場所を視点としてチェックイン→foursquare
⑤他人を視点のチェックイン→キュレーション

「人」にチェックインする=「キュレーション」。すなわち人から「視座」を得るということ。言葉を変えると、人を軸に情報を選ぶということ。

「視座」=視点+価値観、世界観。「視座」には人と人との世界観のゆらぎがあり、それがセレンディピティを生む。

情報の真贋は判断できないが、人の信頼性は判断できる。それはインターネットではその人の発言履歴がアーカイブされているから。TVや新聞は言いっぱなし書きっぱなしだった。

「キュレーション」とは、情報を収集・選別・意味付け・共有すること。

インターネットの2つの役割である、「情報収集」と「つながり」はこれまでは別物だった。「キュレーション」の世界ではこれら2つの役割が統合される可能性がある。


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