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『未来改造のススメ』

未来改造のススメ 1.01App
iPhone、iPod touch および iPad 互換 iOS 3.1 以降が必要
カテゴリ: ブック 価格: ¥450
更新: 2011/03/05

岡田斗司夫さんと小飼弾さんの『未来改造のススメ』が電子書籍になったので読んでみた。対談形式で楽に読めた。

全体に極端な意見が多くて面白かったが、特に面白かったのは、Chapter7の「働かなくても飢え死しない時代へ」の部分。

カネがないとできないことは、どんどん減っています。100年前の金持ちより、今の貧乏人の方が間違いなくいい暮らしをしているでしょう。若い奴にハングリー精神がないのは、当たり前。

僕らは、すでに豊かなんだよ。そこから始めないと、何も変わらない。すでに十分豊かなのに、何かに脅えて、お互い奪い合って生きている。
お菓子の家の中で、腹を減らした人たちが肉を争っているようなもの。こんな間抜けなことはない。

この認識は僕も常々思っていたことでとても納得。で、そういう認識の元、二人は「ベーシック・インカム」を採用するのが良いと説く。

「ベーシック・インカム」とは、相続税を100%にして、親世代の財産を吸い上げそれを全国民に一人ずつ生きるのに必要な最低金額として分配するという仕組み。そうすると食うだけのために働く必要はなくなり、本当に自分の好きなことや人に役立つことをするようになるとのこと。

子どもは、転びまくっても気にせずにいろいろと遊びまわるでしょう。あれは、何でだと思う?子どもは大人に比べて重心が低いから、転んでも大人ほどダメージはないんだ。大きくなるほど、派手に転んだら骨を折ったりするから、思い切り遊べなくなる。
社会も同じじゃないかな?転ばないようにする仕組みを張り巡らせた社会より、転んだときの痛みが軽減される社会の方が、人はいろいろなことを試すようになると思うんだ。

うん、この部分も納得だな。日本はチャレンジしにくい文化を持つ国だといわれているけれど、こういう風にチャレンジしやすい仕組みを作るのはいいアイデアだと思う。

ベーシック・インカムの社会的影響については

当然ながら、各人のやる気とか創意工夫、頑張りによって階層はできてくる。ただし、階層が階級化しない、つまり階層が親から子に引き継がれて固定化しないのは大きなメリットでしょう。

そうすると

今の世の中で、他人を嫉妬することで失われているエネルギーはすごい量になっているはずです。

ということから、ベーシック・インカムを採用するともっと生産的な方向にエネルギーが使われるというお話。ただ、これは金持ちは反対するだろうな。身近な例でも、土地持ちの友人の家は、土地から発生するフローを使うのはいいけど、土地というストックは子孫に残すものなので処分しちゃいけないというのが常識らしい。財産は個人のものではなく「家」のものという概念が定着しているように思える。

それでも、ベーシック・インカムについてはほとんど勉強不足で知らなかったけれど、すごく興味深いアイデアだと教えられた。おそらくバラ色ではなくデメリットも他にもあるんだろう。その辺り、もう少し突っ込んで勉強してみたいと思った。

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