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アイの物語

アイの物語 (角川文庫)アイの物語 (角川文庫)
(2009/03/25)
山本 弘

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「アイの物語」は山本弘のロボットものSFの連作短編集。11月1日のブログで世間では超高評価の「虐殺器官」についてガッカリしたとの感想を書いたけど、じゃあ高評価する日本のSFは何だって言うと、僕の一押しはこの本。

特にこの短編集のなかの「詩音が来た日」が素晴らしい!出来たばかりの人型ロボットの「詩音」が介護老人保険施設にやってきて、老人の世話やチューターである語り手との会話や読書を経て人間との関わり方や自分の使命を考えるという話。

世界で起こっている「虐殺」に代表される人類の愚行を考察のきっかけとして「詩音」はヒトを「総認知症」とみなすんだけど、ありがちなロボット物のようにだからヒトはロボットより下等だなんて方向には行かない。

「常に論理的かつ倫理的に正しく行動したい」という詩音は、ヒトとの共存を目指してヒトの肉体ではなく心を救うという結論に達する。これって本当はヒトが導き出すべき答えなんじゃないかな。著者の主張はそこにあるんだと思うな。もっと論理的かつ倫理的に考えて行動しようよって。

「アイの物語」是非一度読んでみてください。すごく良い本だと思います。

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カミサンからもオススメされました。読みます。

Re: タイトルなし

是非是非、超お勧めです。
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kaz

Author:kaz
本がとにかく好き。あとはテニス、映画、音楽、デジタル・ガジェットも。iPadラブ。

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