スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

IPO激減時代のベンチャー企業と資金調達

青山学院大学大学院でインフォテリアCEO平野洋一郎さんが行っている「技術系ベンチャーKEIEINO戦略と実践」という講座の一環として、11月7日に村口和孝さんと磯崎哲也さんを招いて「IPO激減時代のベンチャー企業と資金調達」という公開講座が開かれた。

インフォテリアという会社の名前は知っていたけれど、最近話題になっているiPhoneアプリのSnapCalを作った会社とは結びついていなかった。そのCEOの平野洋一郎さんの「学ぶとは変わること。変わらないと学んだことにはならない。」との言葉で公開講座がスタート。


まずは村口さん。
日本人はパチンコや宝クジに人気があることからわかるように企業家精神は旺盛。PDCA(Plan-Do-Check-Action)サイクル中心のモデルが間違っている。PDCAサイクルは決まり切ったサラリーマンの世界のもので常に予測できないことが起こるベンチャーの世界には当てはまらない。

ベンチャーに必要なのは、OODAループとJCSサイクル。OODAループとはobservation(観察)-orient(状況を整理してまとめる)-decision(意思決定)-action(行動)の繰り返し。何が起こるかわからないベンチャーにとってまず何が起こっているか常に観察するのが必要。

JCSサイクルはjoin-contribute-shareで、社会に参加して貢献するとプロフィットシェアがあるという長期的ビジョン。JCSサイクルの代表例はGoogle。世界に貢献することにより収益が上がるとの信念を持っている。

起業家が学ぶべきことは3つ。JCSサイクルを人生指針とすること。OODAループを回すこと。局面では必要に応じてPDCAサイクルを回すこと。

起業家精神、マネジメント、イノベーション、完璧なオペレーションの4つをバランスさせないと起業は失敗する。

現在は変革期。PDCAサイクルを回さざるを得ない大企業にベンチャーはOODAループを回すことで勝つことができる。今は鳥肌が立つほどワクワクしている。

村口さんが投資したくなる良いベンチャー起業家の条件は、OODAループの早そうな人と社会に対する態度がちゃんとした倫理観を持った人。


次に磯崎さん。(磯崎さんの講義はほぼ「起業のファイナンス」http://amzn.to/aWz7Jc の内容に沿った説明だったので、特に磯崎さんが強調した所と僕が気になった所を抜粋します)

起業は村口さんが話したように何が起こるかわからない。しかし資金調達については比較的予測しやすい。

起業の情報は不足しがち。日本人のDNAが起業に向いてないのではなく知識が足りないだけ。環境的にも起業はしやすくなっている。

事業に失敗して首吊りや一家離散というイメージがあるのは銀行から借りて事業を起こすから。起業では、銀行から借りるのではなく、株式での資金調達か資金調達なしが望ましい。

銀行借り入れは返す必要のなる資金、一方、株式での資金調達は返す必要のない資金。ベンチャーのようにリスクがある資金は株式での資金調達のよるべき。

同じ起業でも、「自分が生きてゆくため」では資金は集まらない。「社会を変えていくため」だと資金は集まりやすい。

「資本政策は後戻りできない」これだけ覚えて帰ってほしい。株式による自己資本の調達は仲間を作ること。仲間の選択を誤ると大変なことになる。ex.反社会的勢力など


以上、講義内容の要旨です。スピーカーの言葉遣いどおりではありませんし、もうしかしたら勘違いがあるかもわかりません。その場合はご容赦を。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

kaz

Author:kaz
本がとにかく好き。あとはテニス、映画、音楽、デジタル・ガジェットも。iPadラブ。

全記事(数)表示
全タイトルを表示
人気エントリー
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
最新トラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。