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ホラー映画か観たくなっちゃう荒木飛呂彦さんの『奇妙なホラー映画論』

荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論 (集英社新書)荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論 (集英社新書)
(2011/06/17)
荒木 飛呂彦

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『奇妙なホラー映画論』は『ジョジョの奇妙な冒険』で知られる荒木飛呂彦さんが書いたホラー映画紹介。荒木飛呂彦さん、かなりのホラー映画好きとみえてメジャーな作品からかなりマイナーな作品までちゃんとジャンル分けして紹介している。

どんなジャンルに分けているかというと

第一章 ゾンビ映画
第二章 「田舎に行ったら襲われた」系ホラー
第三章 ビザール殺人鬼映画
第四章 スティーブン・キング・オブ・ホラー
第五章 SFホラー映画
第六章 アニマルホラー
第七章 構築系ホラー
第八章 不条理ホラー
第九章 悪魔・怨霊ホラー
第十章 ホラー・オン・ボーダー

よくまあ10個にジャンル分けするほど観たもんだ。なかでも第一章の「ゾンビ映画」にはひとかたならぬ愛情があるとみえ、全体の五分の一弱の40ページも割いている。

また第二章の「田舎に行ったら襲われた」系ホラーってかなり言い得て妙。確かにあります、そういう映画。代表作はトビー・フーパー監督の『悪魔のいけにえ』。他に『わらの犬』とか『ヒルズ・ハブ・アイズ』、最近の作品では『ホステル』が紹介されている。

荒木飛呂彦さんがスティーブン・キングのファンらしいことは有名だったが、この本では第四章まるまる1章が「スティーブン・キング・オブ・ホラー」としてスティーブン・キングの映画化作品について割かれている。キング原作映画では『ミザリー』がナンバー1で『ミスト』がナンバー2、『ペットセメタリー』がナンバー3だとのこと。『ミスト』は小説のほうが絶対いいと思うが、『ミザリー』と『ペットセメタリー』は小説読んだだけで、映画は怖すぎて観れてない。ホラーど真ん中よりちょっとはずし加減の『シャイニング』とか『デッドゾーン』あたりが僕は好きです。

第五章の「SFホラー映画」ではリドリー・スコット監督の『エイリアン』を代表作として挙げている。これには超同意!僕のフェイバリット映画です。あとジョン・カーペンター監督の『遊星からの物体X』を取り上げてくれてるのもめちゃくちゃうれしい。この映画には思い入れがあって、この映画がきっかけで20年来の親友ができたり、上映している映画館を探してわざわざ横須賀まで行ったりした(ちなみに横須賀に行ったのはこの時1回きり)。

第七章の「構築系ホラー」の代表作は『ファイナル・デスティネーション』、『キューブ』、『ソウ』。パズルっぽい仕立てのトリッキーな映画を指すとのこと。『キューブ』を挙げたのなら、同じ監督の短編の『エレベーター』は挙げて欲しかったな。
 『エレベーター』紹介してます→ http://kaz1116.blog84.fc2.com/blog-entry-18.html

第八章の「不条理ホラー」では鬱映画として名高い『ファニーゲーム』や『ザ・チャイルド』、『フォーガットン』が挙げられていて、その延長でシャマラン作品に言及したついでに『シックス・センス』を大絶賛している。これにも超同意!この作品以外のシャマラン作品は駄作だと思うがこの作品だけは意図しないで出来上がってしまった傑作だと思う。

自分はホラー映画好きだと思っていたが、この本を読んで案外見逃しているホラー映画が多いことに気づいた。それで、いつかは観なきゃと思って録画しておいたサム・ライミ監督の出世作『死霊のはらわた』を意を決して観たのだが・・・かなり気持ち悪かった。

それでちょっとめげたのだが、この本では他にも凄く面白そうなホラー映画がたくさん紹介されていたので、がんばって少しずつ挑戦していこう。ホラー映画に興味がある人や『ジョジョ』のファンの人は是非手に取ってみてください。ホラー映画が観たくなっちゃいますよ。

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