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『下町ロケット』は気分爽快、元気が出る小説。

下町ロケット下町ロケット
(2010/11/24)
池井戸 潤

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『下町ロケット』は池井戸潤の直木賞受賞作品。かつてロケットエンジンの設計者として挫折した後、父の跡を継ぎ大田区の町工場の社長となった主人公がロケットの主要部品の納入という形で夢を実現する話。

WOWOWドラマで5回にわたって放送されたものを先に観てからの読書だったが、WOWOWドラマはかなり忠実に原作をなぞっていることがわかった。そういった意味で、WOWOWドラマを観た時の興奮を今回の読書では上回ることは出来なかった。本を先に読めば良かったかなと残念な気もする。

ま、どちらのバージョンの『下町ロケット』もたいそう面白いフィンクションということではまちがいない。

最初は社長である主人公の夢についてゆけず目先の利益しか考えない自社の若手社員の離反などで不協和音がただよう社内が、大企業の社員から不当な扱いを受けたことにより、メーカーとしてのプライドを取り戻し社内が一致団結してある意味大企業をぎゃふんと言わせる。気分爽快、元気が出る。当然面白いです。

主人公が言う

俺はな、仕事っていうのは、二階建ての家みたいなもんだと思う。一階部分は、飯を食うためだ。必要な金を稼ぎ、生活していくために働く。だけど、それだけじゃあ窮屈だ。だから、仕事には夢がなきゃならないと思う。それが二階部分だ。夢だけ追っかけても飯は食っていけないし、飯だけ食えても夢がなきゃつまらない。

って言葉に激しく同意。まさにそのとおりだと思う。昔のソニーとかGoogle、apple、Facebook、ザッポスなど大きなビジョンに向かっていく会社には魅力がある。

あと『下町ロケット』が共感を呼ぶ一因はロケットを題材にしたことにあるとも思う。ロケットや宇宙ってやっぱり夢がある。それで思い出すのは『宇宙兄弟』。映画化される予定の漫画で、幼い頃から宇宙飛行士になるのが夢だった主人公が、弟の後を追って宇宙飛行士になる夢を追いかけるというお話。これもすごくいいです。
宇宙兄弟(1) (モーニングKC)宇宙兄弟(1) (モーニングKC)
(2008/03/21)
小山 宙哉

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もう一つは立花隆の『宇宙からの帰還』もいい。エリート中のエリートで超合理主義者である宇宙飛行士たちが宇宙からの帰還後、宗教者になるものが多いという。彼らに対するインタビュー集。面白い。宇宙に行きたくなる。
宇宙からの帰還 (中公文庫)宇宙からの帰還 (中公文庫)
(1985/07)
立花 隆

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本がとにかく好き。あとはテニス、映画、音楽、デジタル・ガジェットも。iPadラブ。

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